日時:2019年(令和元年)5月25日(土)10:00~12:00
場所:新橋 港区生涯学習センター202室
レポーター:宮尾 賢さん(先月続き)
テーマ:モノ作らぬメーカーに (パナソニック社長:津賀一宏氏インタビュー記事)
To be a non-manufacturing manufacturer (Translated by Mr. Miyao)
出席者:13名(男7名、女6名) 他に出席予定者4名が都合により欠席)

概要:
4月例会で未実施に終わった後半の前記テーマを実施しました。まず宮尾さん自身が翻訳された英文資料を輪読し、英語での自由討論に入りました。

レポーター

また4月配布資料の後、楽天が携帯事業に参入に関して社長の三木谷浩史氏へのインタビュー記事でドコモ、au、ソフトバンクが専用ハードの巨額な設備投資をしたのに対し、「完全仮想化ネットワーク」という世界初のソフト技術開発で約1/6の投資額で挑む話と、当日配られた資料で、イオンの岡田元也社長へのインタビュー記事でアマゾンや中国のアリババなどのネット企業に対し大手小売店イオンの将来像についてディジタル化の拠点は中国に設けそれを日本にフィードバックさせるなどイノベーションの波に乗り遅れないようにするというものでした。

モノ作らぬ製造業から「fabless:工場を持たぬ製造業」の議論が展開され、顕著な例で半導体が1990年に日本勢が世界の49%のシェアが今はトップ10から姿を消した。日本の自前主義と高品質偏重主義では世界に通用しなくなり、インドをはじめ優秀な外国人の積極的取り込みに努力すべしといった意見が多く出ました。と同時にディジタル化対応は若者の活躍できる環境を整えないとダメという意見も多く出ました。

例会風景-1

例会風景ー2