日    時: 2020年8月22日(土)10:00~12:00
場    所: 各自宅 (堀さんは北海道旅行先から参加)
レポーター : 山田信子さん
テ ー マ : Reconciliation-Nelson Mandela
Zoomホスト: 宮尾 賢さん
Meeting方式: Zoom Meeting
参 加 人 員  : 15名 (男8名、女7名)

概   要
元南アフリカ大統領のネルソン ホリシャシャ マンデラ(1918年生ー2013年没)を取り上げました。英国の植民地であった南アフリカでマンデラの幼少期に父は英国執政官とのいざこざで失脚し、母の生地である道路もない草深い山村で育ちます。マンデラが9歳の時父が病死して、養子に出されます。そこで大学まで出してもらい、南アフリカのハーバード大ともいわれるフォート ヘア大学に入学し学生代表者会議に選出されます。それを辞任する騒動で退学の危機に瀕するも養父の諫言で退学を撤回されたりの紆余曲折の後、縁談を勧められ、それに反発してヨハネスブルグに逃避します。そこで職を転々とし、別の大学にも入って法律を学びます。
その後反アパルトヘイト運動に身を投じることになり、アフリカ国民会議(ANC)のメンバーとなり果敢な抵抗活動を行うようになります。反武力闘争主義のマンデラも平穏な手段では事態の改善は図れないと悟ったマンデラは次第に戦闘的闘争を主導するようになり、政治犯として投獄され、27年間も獄中生活を送ります。獄中通信教育でロンドン大学の法学士を取得します。1990年に時の大統領F.W.de Klerkはマンデラを釈放します。デ・クラークと共にマンデラは武力によらず平和的にアパルトヘイト撤廃に尽力し、白人に対する恨みは一切持たず全ての人種の平等、性差別撤廃、参政権の保証を実現し、黒人初の大統領に選出されました。デ・クラークと共にマンデラはノーベル平和賞を授与され、アフリカのみならず全世界からその功績が称えられました。
今回のテーマはメンバー間で異論や見解の相違がなく、議論百中というよりレポーターの説明を中心にコメントの追加が主体でした。

Zoom Meeting画面