日            時:2022年4月23日(土)10:00~12:00
場            所:各自宅
方            式:ZOOM
ZOOM HOST:宮尾 賢さん
レポーター    :安斉渥子さん
テ   ー   マ    :FACTFULNESS(事実をデータに基づき正しく見る)
資           料1:13問のクイズ
資           料2:10の思い込み
参            加:8名(男:5名 女:3名)
概            要

レポーター

世界的ベストセラーとなった「FACTFULNESS」はスウェーデン人で医師であり公衆衛生学の教授であるハンス・ロスリングと息子のオーラ・ロスリングとその妻アンナ・ロスリング・ロンランドの3人による共著で日本語翻訳本の題名も「FACTFULNESS」のままです。資料1の13問のクイズは全世界の現状から3択問題として作られ、今回の例会ではレポーターが第1問から順次解説し、事前に各自でクイズに挑戦してもらった結果との対比とそれぞれについて参加者の思うところを発言してもらいました。本題のFACTFULNESS(事実を正しく見る)の阻害要因となる人間の本能が10種類のパターンに分類できるとしており、資料2の「10種類の思い込み」を掲げ、それぞれの解説とそれらに陥らない方策を示唆しています。因みに本能の10種類のパターンは、①分断本能、②ネガティブ本能、③直線本能、④恐怖本能、⑤過大視本能、⑥パターン化本能、⑦宿命本能、⑧単純化本能、⑨犯人捜し本能、⑩焦り本能です。個々の本能についてその内容をここでは記載できませんが、例えば①分断本能では世界の国の貧富状況を見るとき最貧国と最富裕国の両極端で見がちですが、実際には両端の間には多くのパターンが存在し、課題解決のためには最貧から最富裕の間を第1分位から第4分位の4つに分けて分析すれば効果的な改善策が導きやすいというようなものでした。
今回の例会では輪読は2~3件に留め、会話主体で行い、レポーターの解説に各自の自由発言を促す形で行いましたが、英語で表現しきれず日本語での意見表明も多少ありました。

参加者全員