日    時 :2022年10月29日(土)10:00~12:10
場    所 :各自宅
方    式 :ZOOM
ZOOM HOST:宮尾 賢さん
レポーター    :小林志郎さん
テ ー マ    :
① 現代における強制労働と強制結婚
② 米国における人工妊娠中絶問題
③ 現代民主主義下における君主制
資    料 :
① Global Estimates of Modern Slavery Forced Labor and Forced Marriage
② US Department of Labor Announces New Reports, Tools in Global Effort to End Forced Labor
③ Release of Trilateral Joint Statement from the Trade and Labor Ministries of UA, Japan, and EU on the International  Labor Organization’s Global Forced Labor Estimates
④ Abortion Law in the United States by state
⑤ California Launches Abortion. ca.gov.
⑥ The Role of Monarchy in Modern Democracy
参  加  者:12名(男:5名、女:7名内1名はお試し参加)
概      要 :

レポーター

今回は資料の輪読は行わず、事前に各人で読んでもらっておいて、三つのテーマごとに各自の意見なり感想なりを3~5分程度で発表してもらい、それに対して自由に意見交換してもらう方式で行いました。今回は初めから終わりまで全て英語での自由発言で文章読みの時間がなかったので、時間が余るのではと心配しましたが実際はその逆で活発な発言が相次ぎ、一番目のテーマだけで3分の2ほど時間を使ってしまい、残り二つは多少はしょり気味にせざるを得ませんでした。テーマごとに進め、まずレポーターが問題の概要を説明してからアルファベット順に指名し発言してもらいました。
1番目のテーマではアジア地区での製造コストを極端に抑えるための強制労働や子供が強制労働でこき使われる例や、強制結婚では日本でも旧一教会の例や、世界では地域により子供が子供を出産する例など多岐にわたる内容が出されました。
2番目のテーマではカソリックをはじめ宗教的に堕胎を容認しない要素も多く、またトランプ政権が妊娠中絶の規制強化に動いたことで共和党の強い州では規制強化の方向が女性の間では女性の人権侵害に当たるとして共和党からの離脱の動きもあり、直前に迫ったアメリカ中間選挙の行方にも影響を与えかねない問題になっている等々の意見が出されました。
3番目のテーマは時間の関係で各自に指名による発言ができなくなり、特に発言したい人のみ挙手願い、英国のエリザベス女王の国葬に天皇・皇后の両陛下が出席したが帰国後陛下から直接国民に様子のお話をいただくような国民とのコミュニケーションを図ってほしかったことや、天皇制は憲法で定められており憲法改正が極めて困難な日本の状況から天皇制は永続するだろうとの意見が出ました。
最後に来月例会が第250回の節目なので会場に集まっての例会にするか図りましたが11月は散策の会、12月には忘年会があるので、1月にすることで賛同を得ました。

参加者全員