5月23日に東京探訪の会「昭和天皇記念館と昭和記念公園」が実施されました。好天に恵まれ、記念館では昭和の時代を懐かしみ、広大な公園では花や緑や水を楽しみました。詳しくは本文をご覧ください。

山本代表のメッセージ

Dear CHAMP Members and Members to be:

暑中お見舞い申し上げます。このニュースレターがお手元に届くのは7月下旬、梅雨明け直後の暑い頃ですね。当原稿を書いている7月12日金曜日迄の数日は日照不足で曇りと雨が続き、九州・西日本での昨年に続く豪雨被害が連日のように報道・心配されています。政治・経済情勢も、近くは北朝鮮問題、遠くは中東問題など、不安要素が一杯ですね。

チャンプはご存知のように非営利組織であり、且ついかなる政党、宗教にも属しません。けれど7月11日の日経新聞第一面トップ記事を見て、日本は今大変難しい立ち位置にあることを痛感します。見出しは、「<イラン沖船舶護衛で有志連合>米、日本に協力打診」というもので、「日本政府は参加の是非や参加する場合の法的な枠組みを判断する」、と書かかれています。憲法問題が国民と政府の間ではっきりと議論されておらず、自衛隊の役割が不透明なまま、日本はどのような対応がとれるでしょうか? 政治的な関与を全く抜きにして、一国民として日本の未来と世界の平和を考える時、今こそ明白に日本の信念と取るべき道を真剣に議論し主張すべきと思います。これは子供たちのために、チャンプ世代に委ねられた責務ではないでしょうか。

若い世代が生きがいを感じる平和な世界のために
と、私は前号に書きました。チャンプの目標は、経験と知識を活かして自身の向上と社会貢献に役立てることです。その基盤に助け合いと自立があります。現在ある17のチャンプ活動会は、それぞれこの目標を実践していると思います。若い世代が生きがいを感じる未来を築くために、我々自身の行動が何よりの「道しるべ」になると信じます。

前号で提案した活動の実践として
その1:
1年後に迫った東京オリンピックに地元から応援しましょう。どんなに小さなことでも自分が出来る範囲で、安全なオリンピック運営を支援して下さい。

その2:新しいコミュニケーションツールを正しく学ぶ場:
実践できる計画として、2020年から年に3回位の頻度で「物&考えの新しい伝達手段」(通信・物流・業務体制)に関する様々な分野の専門家を招いて、勉強会を企画します。場所は講師のご都合にもよりますが、東京都心か或いは湘南台チャンプ本郡となります。講師並びにトピックなどについてご希望・ご提案などぜひお聞かせ下さい。

その3:若者達の発表の場:
チャンプ準会員は皆さん現役のビジネスパーソンです。準会員の皆様との交流を通して、彼らの仕事を知り、助けられる知恵や人脈を提供しましょう。まず第1回は、9月7日(土)のチャンプ本部での例会・納涼会での発表です。地元準会員3~5名の方達が参加し、自己紹介&それぞれの分野の現況を話してくれます。

訃報:NL82号(2019年4月)発行以来、大変悲しいことに二人の会員が逝去されました。
4月末に関西チャンプ会員長藤清和さん、5月末には長年本部会員であった木下尚子さんです。
お二人とも力一杯の人生を歩まれました。9~10頁の親友会員による追悼文を読んで下さい。

2019年の本部例会&納涼会は9月7日(土)です。チャンプハウス12階ラウンジで準会員のお話しを聞き、デッキにもテーブルを設営し、中林シェフと松村シェフのお料理を楽しみましょう。関西支部では9月17日(火)「大阪倶楽部」で6pmに開催です(10~11頁)。
皆様の参加をお待ちしています。

Best wishes,

CHAMP代表 山本儀子 Noriko Yamamoto

第76回チャンプ例会

6月22日(土)11:45~15:00

梅雨入りを思わせる6月22日、チャンプ第76回例会が開催された。
湘南台チャンプハウスにほど近い「湘南菊花大飯店」でのランチからプログラムがスタートした。その後、場所をいつものチャンプハウス・ラウンジに移して、例会の議事に入った。
最初に、安斉運営委員長より、新会員とゲストの紹介があり、最近入会された石井寿一さん(チャンプハウスの入居者仲介、管理を担当するウエルホーム社員、準会員)、森田和江さん(以前からの正会員森田宏次氏夫人、夫婦正会員)、脇屋英子氏(正会員)、大森君江氏、星谷けい子氏(いずれもゲスト)が簡単に自己紹介をされた。

アメリカよもやま話 山本代表

前回の例会(3月16日)で取り上げたテーマの続きになるが、その後の進展をお話しする。

(1)アメリカ庶民の戸惑い【その2】
気まぐれな性分ではあるが、何事も歯に衣を着せずはっきりと言うトランプ大統領は多くの
アメリカ人から好感を得ている。しかしながら、所得格差が拡がり続ける社会情勢には多数のアメリカ人が不安を抱いている。同時に外交通商問題(中国との貿易摩擦、イランをめぐる中東危機、アメリカの国際社会での孤立化)などに関して一層の懸念が強まっている。

Real Clear Politicsという調査機関が行った最近の世論調査の結果は次の通り:
①大統領の職務遂行に対する支持率
2018.10.1~18   承認・賛成 43.9%  非承認・反対 51.9%
2019.6.3~18       44.3%   52.9%

② 米国が進んでいる方向
2018.9.27~10.17 正しい方向 40.2%  間違った方向 54.2%
2019.5.17~6.18        39.1%         55.4%
アメリカは共和、民主の二大政党が強かったが、現在は無党派層が30%に達する。

(2) アメリカ庶民が不安に思うポイントは:
① 社会的格差が拡がると国民の不満が増大し、ポピュリズムや独裁政治を生み出す。結果
としてトランプ氏を助長する。
②アメリカ経済と雇用について良い統計が公表されているが、その反面、大都会ではホームレスが増えている。労働者の権利や待遇を守る労働組合は減少し、団体交渉権が縮小している。
③アメリカの公立学校は地方政府の管轄であるため、各地の政府の歳入によって格差がある。
教育課程も各自治体が決める。個人の財政についての教育が疎かにされるため、過剰消費、貯蓄不足などが問題となる。大学の学費が高騰し、金利の高い学費ローンが返済不能になる学生が増えている。
④健康保険問題:現在の国民健康保険制度(いわゆるオバマケア)は個人の負担が大きすぎるので、これを見直す必要があるが、なかなかコンセンサスが得られない。
⑤メキシコとの国境問題:壁を造るのがいいのか、より効果的な不法移民対策はあるのか。

(3)2020年の大統領選挙の行方
トランプ氏は大統領としての品格に欠ける、と誰しもが思っているが、彼に対抗できるリーダーシップを持つ候補者は共和党内に見当たらない。民主党は現在20名以上の候補者が乱立して党としての決断力に欠ける。近いうちに10名程度に絞られると思うがそれでも多すぎる。前政権の副大統領バイデン氏(76歳)と上院議員サンダース氏(77歳)は共に年齢的に不安視されている。但し、現在進行中のイラン中東問題は且つてのイラク戦争を思い出させ、トランプ氏への不信感を増幅しかねない。

ゲストスピーチ 「自分と家族を守る老い支度」 司法書士 西沢優美

(西沢さんは司法書士法人 市川事務所所属、「わくわくできる老後にしよう」をモットーとして相続、遺言、後見を専門業務として活動している)

今日ご出席の皆さまには身近な問題と思われる「老後の準備」についてお話いたします。
老後の準備としては、住居、資金、家族、医療・介護などの問題があります。その後には相続という問題が控えています。

老後の準備のなかで見落とされがちなのは、「法律上の介護」です。身体の介護(身の回りのお世話、病院の送り迎えなど)と並んで、法律上の介護[お金(財産)の管理、介護施設との契約など]は車の両輪と言えます。どちらが欠けても機能しないのです。

老後の備えとして考えておかねばならないのは、

① 生きている間に判断能力がなくなった場合の備え(法律上の介護に対する備え)
このような事態に備えるのが成年後見制度です。必要になる前に任意の後見人を選んで決めておくこの制度では本人と後見人が自由に契約します。親族でもなれます。法定後見制度は備えがなかった場合、後見人を家裁が選定する制度です。後見人は親族以外が選ばれることがほとんどです。後見人の役割は(1)適切な介護が受けられるように要介護申請、介護サービス契約、介護施設との契約を行い、(2)財産が適正に守られるよう詐欺的事件や悪徳商法から本人の利益を守る、物の紛失を防ぐなどです。

② 亡くなった場合の備え
本人が亡くなるとすぐに相続が必要になります。相続とは財産(不動産、預金など)を引き継ぐことです。財産の処分権限はあくまでも本人にあります。しかし、相続の開始は本人死亡の時のみですから、その時は本人はいません。従って、遺言によって予め本人の意思を明確にしておく必要があるのです。遺言がない場合は、法定相続の手続きが必要です。遺産分割協議により話し合いで相続人の全員一致をもって遺産を分けることになります。これが往々にして相続ならぬ「争族」となる原因です。

従って、生前に予め遺言を残しておくことが大切です。遺言を作る目的は(1)財産の承継先を明らかにする、(2)本人の公平感を示す、(3)トラブルの予防の三つです。遺言は
公正証書遺言にしておくことをおすすめします。公正証書遺言であれば有効性が否定されることはありませんので安心です。

本年7月から民法が改正され、相続については次のような改正が実施されます。
(1) 配偶者がこれまでより優遇されます。
(2) 介護に従事した方の貢献が認められます。但し現実には難しい面がありそうです。
(3) 遺言の利用の促進を図ります(自筆遺言の実現性を高める、保管制度を作る)。
(2020年7月10日施行)

遺言の内容でポイントとなるのは、①大切な人を守る、②子供たちへのバランスよい配分
③税金対策などです。それぞれの要素に優先順位をつけて考えることが大切です。内容によってはかえってトラブルを引き起こすことがあるので、専門家に相談されることをおすすめいたします。

時間が限られていますので、一般的なお話になりましたが、個別具体的なご質問があれば、別途ご相談をお受けいたします。 (文責 宮尾 賢)

 

関西支部6月例会

6月19日18:00より

今回は芦屋のカジュアルイタリアンではNo.1の「アレグロ芦屋」で、山本代表、木下支部長、北沢さん、前田潤さん、加納さん、辻さん、沖さん、岡田さん、前田隆さん、長田、長田眞知子の11名が参加して開催されました。

ここは、世界6位になったことがあるナポリピッツァをはじめ、パスタ、アンガス牛などの料理がリーズナブルな価格で提供されているお店で、平日でも満席になることが多いです。

例会は、山本代表からアメリカ最新事情として、トランプ大統領を中心に2020年の大統領選挙の行方についてお話がありました。次に今年10月13日から10月20日に予定されている「CHAMPパリじっくり滞在と坂茂氏訪問の旅、6泊8日」についての説明がありました。

食事の前に、先日急逝されたメンバーの長藤さんに全員で黙祷を捧げました。
その後、いつものように皆さんより近況報告があり、和気藹々と会話がはずみながら、美味しいイタリアンとワインをいただきました。(長田伸一郎 記)

活動会からの近況報告

東京探訪の会

「昭和天皇記念館と昭和記念公園」探訪に参加して 手島達夫

我がチャンプの「探訪の会」や「山の会」はいつも快晴に恵まれています。今回も陽射しの強い快晴の中、立川駅北口の飛行機を掲げる青年の銅像の側に集結。元気なお顔の皆さんとお会いできました。いつも会計をして頂いている幹事の安斉渥子さんに参加費を払い、ご主人の洋一さんのチェックをして頂き13時30分には全員がそろい出発できました。

記念公園までは10分もかかりませんが、立川駅周辺の発展ぶりをお上りさんのように見渡し、特にモノレールの下のひろば空間に感動しました。こんなに明るいモノレール下は今まで経験していません。千葉・羽田・湘南・大阪・沖縄・神戸どこよりも快適でした。
巨大な公園は広い緩やかな下り坂広場の先に昭和天皇記念館があり、静かな館内での解説を聞きながら、昔を思い出しました。小学校の写真では手編みのセーターと親がつくろってくれたズボン姿だったこと。高校生の分際で安保デモに参加し、スネークダンスのはてに国会前で解散し帰宅した時に、親から国会正面で今人が死んでいるよ!と知らされ、以後私の安保闘争は終わりました。新幹線とオリンピックに感動し、不景気の中就職し、その後の繁栄にサラリーマンとして参加していた自分を重ねていました。見学する者を一遍に昭和に引き込むそんな記念館でした。
広大な公園を前にして、パークトレインに乗る、自転車に乗る、徒歩で歩いて制覇するの選択肢があり、かなり広いと予測し、時間も2時間半後に再び立川口に集合となると、選択肢は乗り物に乗ることか、自転車に乗る方法で、皆さんはパークトレインに乗りました。私は自由に憧れて、自転車乗りを選択。スポーツタイプはハンドルが前に下がるので、キョロキョロ出来るママチャリタイプを選択。スイスイと走り出しました。ゆっくり下りが続き、自転車路は一方通行で安全に配置され、交差部はサークルになっていて、快適でしたが、「みんなの原っぱ」のような広場が見えず、林の中をひたすら走り、そうだここは昭和記念公園だ。沢山の木々が育っていて、しかも専門家が管理維持されている森、それを見なければと気が付きました。樹形が美しく大きく育っています。一番北側に行き、木漏れ日の森の先にポピーの満開花の丘が見えて思わず自転車を降りて散策。僅かな下り坂もある外周自転車道を西側に回り、22番駐輪場から降りて風船のようにふくらました「雲の海」公園、霧が噴き出す「霧の森」、陶器片を張り付けた怪獣ハリボテの「ドラゴンの砂山」が個別に作られていて、統一感のない配置に落ち込み、ちょっと期待しながら日本庭園に向かいました。日本庭園では皆さんが休憩されていて、遅ればせながら水辺と茶屋を散策、昭和記念公園ならではのものは見られませんでした。

緩やかな勾配を下って来たのでどこかに昇りがあるのだろうと恐れながら水鳥の海にたどり着き、北に渡ってしまった水鳥の居ない池で、公園の閉鎖時間が迫っていることを聞きながら、皆さんが乗っているパークトレインを発見、スマホのカメラで撮ろうとしましたが慣れていないものですから、1枚も前から取れず、通過してしまいました。いよいよ最後の上り坂があるものと思い、トレインを追いかけました。なんと不思議なことに、緩やかな下りで一度も昇り坂が無いサイクリング道路でした。広大な軍の基地だったこと・外周部は一般道路で高低差が少ない土地柄、などを思いながら、皆さんと合流し、記念写真。パークトレインの写真が撮れていれば良かったのにと思いつつ公園を後にして立川の駅前の《和海(なごみ)》にて懇親会になりました。
いつも幹事の宮尾さん、安斉さんの調査・下調べのおかげで、心温まる会話が続き、刺激を受けて、元気をもらい、お開きになりました。
昭和記念公園は大きく広い公園です。冬には水鳥も沢山渡り来ることなども思い、何回も尋ねてみたい公園でした。

東京探訪の会 幹事のひとりごと  宮尾賢

5月23日(木)の朝、目覚めると初夏の空は快晴、幹事として先ずはホッとした。本日のコースは昭和記念公園散策という野外活動が主体なので矢張り天気が良いのが一番である。
13:00頃、JR立川駅の改札を出たところで安斉夫妻とパッタリ会い、集合場所へ向う。定刻13:30、全員が集合し、出発進行。近年、変貌著しい立川駅周辺の新しいビル群を抜けると、鮮やかな緑が広がる。昭和天皇ご成婚50周年を記念して作られた昭和記念公園である。
公園入口にある建物に入ると一番奥に「昭和天皇記念館」がある。入館すると先ずビデオで昭和天皇の生涯を辿る。明治に生まれ、大正に少青年期を過ごされた昭和天皇は、早逝された先帝の後を継いで即位され、63年の長きにわたり激動の昭和を生きて来られた。ビデオを見ながら、戦争が続いた昭和の始めから一転して平和と繁栄に恵まれた昭和の半ばから終わりまでの数々の出来事が思い出され感慨深いものがあった。昭和天皇が愛用された遺品の数々を見て、その質素なことに感銘を受けた。
約1時間の記念館見学を終えて公園に向かう。長いアプローチのイチョウ並木が印象的だ。公園内は自由行動ということになっているが、何分広大な敷地なので、ほとんど全員が園内を循環するパークトレインに乗り込む。体力に自信のある手島さんは敢えてサイクリングに挑戦、その意気に敬服。
アメリカ西部開拓時代に活躍した蒸気機関車を模したパークトレインは主だった見どころを回って約1時間で園内を一周する。季節により植え替えるお花畑はポピーが満開で、殆どが赤い中に白やピンクがちらほら。大半のメンバーは日本庭園で下車し、庭園内を散策。盆栽園、池畔の四阿などを楽しんだ後、再びパークトレインに乗車、残りの見どころを座ったまま楽しみ、最初に入ってきた「立川口」へ戻る。ここで大きな花壇を前に記念撮影し、無事、本日の散策は終了した。
未だ日の高い午後5時ごろ公園を後に立川駅南口の懇親会場「和海」(なごみ)へ向う。お店の二階の会場に落ち着いて、全員で乾杯。強い日差しの下で歩いた身体には冷えたビールが何とも言えず爽快であった。和気藹々の内に約2時間、飲んで食べて、語り合った懇親会はお開きとなり、三々五々帰路についた。お疲れさまでした。皆さんのご協力に感謝します。

海外を見てみる会

2019年の「海外を見てみる会」をご案内申し上げます。
今年はパリ/東京を往復しながら活躍を続ける坂茂氏をパリに訪ね、同氏の最新作“ラセーヌ・ミュージカル”と坂事務所の見学&夕食会を交え、6連泊でパリをじっくり見て回る日程です。またパリ周辺の歴史的建築物や古城見学も織り込みます。日帰りのベルギーの首都ブラッセルかロンドンを入れてあります。ご参加の皆さまといろいろな手造り日程を計画していますのでぜひご検討・ご参加ください。(詳細は次頁の「行程表」をご参照ください)

主な費用概算
1. 航空運賃:エールフランス羽田発着便(税込み)(6/05現在HISウエブサイト料金)
エコノミークラス \169,980(内手数料¥8,640) 6/17 関空往復¥178,860
2. ホテル:四つ星朝食付き 税込み6泊分
インタネット価格一人部屋 ¥150,000 二人部屋 ¥75,000/人
ベルギー往復列車料金  \ 36,000   同左
小計          \355,980
3. 3日間の観光料金概算  \ 60,000 (10/14~16)
合計概算   一人部屋 \415,980 二人部屋 \340,980

上記には昼・夕食代や夜の観劇・ショー代などは含まれていません。
10/17及び18の観光バスも別途料金となります。

ホテルは三つ星でも¥23,000~25,000/泊/室ですし、四つ星ホテルで一人部屋を調べたら¥25,000/泊/室で見つかりましたので、こちらがベターと思います。交通至便な立地です。
パリのホテルは部屋が狭いので、二人部屋での6泊はキツイかも知れません。
航空運賃ですが、プレミアエコノミーですと、エールフランスで羽田往復税込み¥380,620(6/5現在)、関空往復税込みは¥322,560(6/17現在)。

ご質問などありましたら山本儀子(glinc@glinc.com)までメールいただければ幸いです。
皆さまのご参加をお待ちしています。

社会貢献ボランティア会

社会貢献ボランティア会の発案により南太平洋に拡がるミクロネシア連邦と日本とのキズナづくりに参加する目的で、ミクロネシアを勉強するために連邦駐日大使ジョン・フリッツ氏をお招きしミクロネシア連邦の紹介と、その現状について講演して頂く機会を設け、東京青山にあるウェスレーセンターで6月29日に大使の講演会を開催しチャンプ会員18名が参加しました。この講演会の主たる目的はチャンプメンバーにミクロネシアについて知って貰い、その実状を勉強することでした。ミクロネシアは未だ発展途上にあり、連邦国として種々の援助を必要としています、チャンプ会員に同国の現状を理解して貰い、チャンプとして何かこの島嶼国の生活に、民間レベルで役立つ事が出来ないかを皆で一緒に考えて貰うことを企図した講演会でした。
当日はフリッツ大使の日本語による講演と、ご夫妻のご好意により大使婦人自らが一晩がかりでご用意頂いたお国の料理や、地元で拵えている土産品や民族衣装等もお持ち頂き、講演内容もコンピュータービデオを使用した理解し易い内容で、華やかで楽しい講演会になりました。講演会後は会員のみの意見交換会を行い講演会の感想や、ミクロネシアにどんな貢献が出来そうかなどの話し合いに発展し、会員から貴重且つ有効な提案が多数出ました。出席者の皆さんのご協力に感謝します。(小林紀雄 記)

会員消息

多年の精進を生かして梅澤さんが合気道指南

6月22日、湘南台チャンプハウスでの例会終了後、十数名の会員がラウンジにの残って、梅澤正巳さんから合気道の指南を受けました。当日、梅澤さんは白の上着に黒袴の動着に身を包み隙のない姿勢で正面に立ちます。冒頭、集まった皆さんに合気道の真髄は柔道や剣道と違い、勝負をつけることではなく、あくまでも身を守ることにある、と前置きされてから、いよいよ実技の指導に入ります。
両手を構える時は指先から勢いよく放水するように、振り下ろすときは恰も木刀を振るようにと解説をされながらスムーズに身体を動かしていかれます。並みいる“弟子たち”は必死に“師範”の動きをフォローするのですが、なかなか思うようにはいきません。梅澤さんは悠揚迫らず「私は六十年もこれをやっています。物事はすべて一日にして成らずです」と励ましの言葉をかけられます。小一時間に亘る稽古でしたが、果たして出席者の皆さん、成果はあったでしょうか。(宮尾賢 記)

畑京子さんがアート未来展へ大作を出展されました

こちらはしょっちゅう恥をかいておりますが、京子さんは絵を描くことが大好きで、3歳の頃から絵に馴染んでこられたそうです。
2019年7月3日の午後、国立新美術館で開催中の「第24回アート未来展」出品中の京子さんの作品を山本代表と鑑賞して参りました。
「木漏れ日を探して」と題するF130サイズの作品は素敵なブルーの基調の中に、木の幹を表す部分と光の黄色、葉の緑が混然と溶け込んだ見事な作品でした。
京子さんは60を過ぎてから美大で4年間美術・芸術を学ぶという情熱の持ち主で、絵を愛しアート未来展への出品を重ね、アート未来大賞をお取りになったこともある実力派の画家です。その大らかで鮮やかな画風に魅了されております。今後の益々のご活躍を期待しています。

訃報

追悼 木下尚子さん  五十嵐起世子

木下尚子さんと最後に電話でお話ししたのは今年の3月末でした。リュウマチの痛みと歩行困難は相変わらずのようでしたが、力強い声で、「いつも電話ありがとう」という声を聞いてほっとして電話を切りました。その2か月後, ご子息から、「当方からのLineに既読が付かなかったことから夕方自宅マンションを訪ねたところすでに亡くなっておりました」という驚きのメールが届きただ言葉を失いました。
尚子さんとの出会いは中学校から始まりますが、同じ学校での6年間はお互いに仲良しグループが別で特に親しい間柄ではありませんでした。親密になったのは、親友と私が3校の大学を一緒に受験した時でした。偶然尚子さんも一緒で、願書を出しに行くところから始まり3日間連続3人一緒に受験に臨みました。3人の中で最も合格が危うかったのは私で不安な3日間だったことをよく覚えています。幸い3人とも第一志望の学校に合格し、同じ学部、専攻で大学生活が始まりました。
横浜の丘の上の小さなミッションスクールからマンモス大学へ! 戸惑うことばかりで最初の頃はいつも3人一緒、サークルも取り敢えずESSに入りました。2年生の夏の北海道旅行は思い出深い青春の一コマです。
卒業後、尚子さんは化学系の会社の有能な秘書として活躍なさり、退職後も化学分野の翻訳家として主婦をしながらバリバリ仕事をこなしていました。「青色申告をしたのよ」と言われ、「実力の差」を感じたものでした。
その後チャンプでもお付き合いは続き、英語の会では学生時代の同期の仲間との再会もありました。
尚子さんは私のように「ゆるい」キリスト教徒ではなく、聖書を読み込み、堅い信仰に立ったクリスチャンでした。ご葬儀の時に見た愛用の聖書はどのページも赤い線でいっぱいでした。平安なお顔を見た時、尚子さんはまさに召天されたと確信しました。
地上で長い間お付き合いいただき心から感謝します。素敵な友とご一緒出来て本当に幸運でした。 (写真の左端が木下さん。高校卒業50年のホームカミングデーの二次会にて)

長藤清和さんを偲んで  前田 隆彦

長藤さんと私は建築設計の仕事を通じて知り合いました。長藤さんは老舗の料亭花外楼の設計をなされており、その設計に関する対話を交わして親密になりました。長藤さんは62歳で私は現在60歳ですので兄のように慕い、仕事のことだけでなくプライベートでも相談にのって頂いたり、又私が仕事のお手伝いさせて頂いておりました。
昨年9月のCHAMP関西支部例会に私が長藤さんをお誘いして、会員の皆様に迎えていただき参加なされ、これを機に長藤さんは入会されました。その例会では長町志穂会員さんの作品である神戸メリケンパークの照明モニュメント群の見学会が行われましたが、その見学の際に長藤さんが日建設計在籍時にこの計画に関与していたと言っておられました。以降例会をたのしみに必ず参加をしていらっしゃいました。
建築に関する知識や幅広い人脈を持っておられ、坂茂氏や安藤忠雄氏とも旧知であったようです。かつユーモアもあり、非常に判断力に富んだ方でした。
しかしながら突然、去る4月29日に大動脈破裂により逝去されました。私は葬儀に立会い故郷金沢から来られたご家族の方々に、長藤さんの近況や私に語られたことなどをご報告いたしました。
これからまだ活躍していこうと張り切っておられましたが残念です、しかしながら長藤さんは充分に人生謳歌なされました。ヨットで太平洋横断単独航海を行い、唯一人だけ存在している洋上で、波が全くない静まり返った海に満天星が反射した宇宙の真ん中を漂うかのような星だけが存在する光景を見て感動したと回想なされる表情が今も私の脳裏に焼き付いております。
ご冥福をお祈りいたします。 (写真は大関貴景勝親子に挟まれてご機嫌の長藤さん)

チャンプ例会・納涼会のお知らせと忘年会予告

本部例会・納涼会
◆ 日時9月7日(土)                 申込締切:8月31日(土)
例会:  17:00~17:40
納涼会: 17:40~20:00
(今年も松村、中林両シェフが腕を振るった料理が提供されます)
*準会員の皆さま(3~5名)にお仕事紹介・近況をお話ししていただきます!

◆ 会場:湘南台チャンプハウス 12階ラウンジ  電話:0466-42-0023

◆ 会費:¥3,000/1名

◆連絡先: チャンプ事務局:事務局は要員が常駐していないので、
お申し込みは下記要領でお願いいたします:
① メール利用可能な方はメールでお願いいたします。
Eメール:info@champjapan.com
メールを利用されない方は、FAXでお願いいたします。
FAX : 0466-42-0024(次頁のフォームをご利用ください)
② 上記①、②が不可の方は事務局へ電話連絡を願います。
留守の場合は、必ずメッセージをお残しください。
電話:0466-42-0023
(出欠お知らせへの受信確認のお返事は失礼させていただきます)
③ 緊急連絡は090-5753-4702(山本携帯)へお願いします。

本部総会・忘年会予告(開催日が近づいたら改めてご案内を差し上げます)
🔷 日時:12月14日(土)総会: 17:00~18:00
忘年会:18:00~20:00

🔷 会場: 新宿三井クラブ(新宿三井ビル 54階、電話03-3344-5454)

🔷 会費:¥7,000(予定)

 

チャンプ関西支部 9月例会のお知らせと忘年会予告

関西支部9月例会

◆日時:9月17日(火)、18:00より      申込期限:9月10(水)

🔶会場:大阪俱楽部
〒541-0042 大阪市中央区今橋4-4-11 電話:06-6231-8361

◆会費: ¥8,000

◆出欠連絡:岡田優

関西支部忘年会予告(開催日が近づいたら改めてご案内を差し上げます)

🔷 日時:11月28日(水) 18:00より

🔷 会場:神戸(外国人)俱楽部

🔷 会費:¥8,000~10,000

🔷 出欠連絡:前田潤

お問合せはこちら

編集後記

私事で恐縮ですが、6月末、不覚にも有楽町の駅前で前向きに転倒しました。額の左側を強く打ち大きく切り裂けて出血しました。その時、周辺を歩いていた方々が心配して声を掛けてくれ、持ち合わせのビニールシートに座らせてくれたり、近くのコーヒーショップから止血用に紙ナプキンを大量にとってきてくれたり、119番で救急車を呼んでくれたりして、助けてくれました。全く見知らぬ多くの人たちの親切が心に沁みました。幸い救急車で運ばれた病院で適切な手当てを受け回復しましたが、これから先、もし自分が街で怪我をしている人を見かけたら、この時に受けた思いやりの心と親切な行為を思い出して、できる限りのことをしてあげたい、と肝に銘じています。(宮尾賢)