つらきかな などて櫻ののどかなる 春の心にならはざりけむ(藤原俊成)

山本代表メッセージ

Dear CHAMP Members and Members to be:

2020年4月末、このニュースレターNL86がお手元に届く頃、皆様はどのような毎日をお過ごしでしょうか? 1月にNL85をお送りした時点で、新型コロナウィルス(COVID-19)のこのような感染拡大を予知した人はいたでしょうか。21世紀は「ウィルスとの闘い」になるとの≪予言≫を耳にしたことはありますが、この約3カ月間の現象は今後の私達の生活を一変してしまうでしょう。1918~20年のスペイン風邪(死者4,000万人:WHO記録)以来100年振りのパンデミックです。4月10日現在で、世界の新型コロナウィルス感染者数は約160万人、死者数は9.5万人を超えました。ご存知のように≪最先端≫の医療環境を有するはずの米国で最も感染者数が多く約47万人、死者数16,691人です。日本では4月7日に緊急事態宣言が7都府県に出されました。今後の急激な感染拡大が非常に心配です。

今、私達が自覚すべきこと

昨今、「自国ファースト」を主張する先進国リーダーが増えていますが、世界のすべての活動がつながっている現代では1国だけで単独に存続は出来ません。世界全体が例外なく被害者となっている今、肝心なことは、どうすれば感染者を減らし、治療して死者を減らすかです。
私は新型コロナウィルスの感染拡大が起こった時、そして多くの人達が「一体国は何をしてくれるのだ!」と叫んでいた時、1961年のJohn F. Kennedyによる大統領就任式のスピーチを思い出していました。それはAsk Not What a Country Can Do For You, Ask What You Can DO For the Country国が何をしてくれるのだと問うのではなく、自分が国のために何ができるのかを問うて欲しい」と訴え、人々を動かしたスピーチです。

では私達には何ができるでしょうか?
★まずは、自己防衛と人擁護です→元気であれば、人を助けることもできます。
1) 健康管理をしっかりして体力を保持しましょう。
2) 自分がウィルスを移す側になり得ると自覚して、行動管理しましょう。
3) 「3密(密閉・密集・密接)を避ける」の原則を守る。
★医療活動とこども福祉運動を支援しましょう:
急激な感染拡大で医療崩壊が起きようとしています。医療に必要な様々な器具が不足し、適切な医療提供が困難になり、医療従事者の犠牲者が増えています。感染拡大防止のために働けなくなった人達の生活も困窮しています。この逼迫した事態に私達は何ができるか、と模索していた時、4月3日に同様な思いをもった専門家の方々が発起人となって、支援・募金運動を立ち上げてくれました。
「新型コロナウィルス感染症:拡大防止活動基金」代表発起人は東北大学の小坂 健教授で感染症疫学の専門家、基金運営事務局は日本で最大規模のクラウドファンディング会社Readyforです。www.readyfor.jp を閲覧して下さい。有志の会発起人チームは、主に大学関連の専門家10人です。皆様がご存知の専門家も多いと思います。研究開発から医療器具の補給、福祉関連の活動等々、新型コロナウィルス感染拡大で必要となった様々な物資とサービスを病院や活動機関に毎月寄付する基金です。同募金活動がウェブサイトに掲載されたのは4月4日(日)ですが、6日(月)夕方既に3,600万円以上の寄付が2,620人の人達から集まっていました。第1回助成金支給は4月17日、その後5月13日、6月11日、7月16日と支援が必要な団体・機関に敏速に届けられる体制が組まれています。助成金の給付先は同ホームページに公開されます。皆様の支援寄付参加を期待しています。

チャンプ本部の例会は5月23日(土)昼食会抜きに1~3pmに開催予定(湘南台本部)ですが、変更の場合はメールor郵便でご連絡致します。関西チャンプの次回開催日は未定です。
皆様のご健康と安全を心から祈っています。

Best wishes,

CHAMP代表 山本儀子 Noriko Yamamoto

「アメリカよもやま話」:全米ホームビルダー協会NAHB大会に出席して

 

私はこの原稿を4月10日に書き終えました。「代表メッセージ」でも述べましたが、現在世界が直面している状況を2ヶ月半前(1月末)に予測していた人が何人いたでしょうか? ちなみに私自身は1月18日(土)に成田を出発して、ロサンゼルス経由で全米ホームビルダー協会大会International Builders’ Show 2020(IBS)の開催地ラスベガスに向かっていました。1944年に第1回大会を開いて以来、実に75年目を迎えた年次総会で、約10万人の住宅業界人が参加、1400社が最新の建材・設備機器を展示し、120のセミナープログラムが同時併催される大規模な大会です。

米国と日本の住宅市場の違い

1月下旬の米国住宅業界は意気軒高でした。好調な株式市場と記録的に低い失業率(3.5%)をベースにした好景気を背景に、住宅着工と販売は上向き予測が出されていました。一生の内に7回ほど住宅を買い替えるという需要(日本では建替えが主流です)に支えられた米国の住宅市場では、新築住宅着工量が年間150万戸~200万戸というのが健全な市況とされていました。それが一気に変わったのが2008年のリーマンショックでした。2005年に207万戸だった着工量は、2010年には実に58.5万戸に落ち込みました。以後、徐々に少しずつ回復して2019年には130万戸にまで持ち直していました。

米国の買い替え需要vs日本の建て替え需要という違いに加えて、日米の住宅産業にはもう一つ大きな差異があります。それは中古住宅(米国では既存住宅と呼びます)の流通量です。日本の年間約18万戸に比較して、米国では毎年450~500万戸近い中古住宅の売買(住み替え需要)があるのです。ライフスタイルの変化、例えば家族構成や所得の変化、引退などによる生活の変化に伴って住宅を買い替えるという需要形態です。住宅を買い替えると、自ずとしてリモデリング(増改築)の需要が生まれ、多大な増改築市場も形成しています。親元を離れて(高卒の時点が多い)、賃貸住宅(アパート)に住み、その後分譲集合住宅へ、それから結婚すると小さな戸建住宅、より大きな戸建て住宅、そして子供達が巣立っていくと中高年夫婦は再び維持手間のかからない分譲集合住宅、リタイアメント住宅などへと住み替えるのです。米国の住宅産業は「引っ越し」でもっているね、とどなたかが昔おっしゃったことを思い出します。

米国住宅の需要とデザイン変化

まず第一に挙げられるのは、省エネルギーへの意識でしょう。米国の住宅は広くてエネルギー(特に冷暖房)を無駄遣いしている、と思っておられる人も多いと思います。でも米国人の「大きさ」に関する感覚は、1973-74年のオイルショック以降、大変化しました。燃費の優秀な日本車に人気が集まったことをご記憶の方も多いでしょう。BIG is Wonderful から、SMALL is Smart(賢い)という意識に変わっていったのです。勿論、住宅に関しては広い方がいい、と望む人は多いですが、経済効率は米国人のエネルギー意識を変えて行ったのです。

ここにご紹介している戸建住宅はコロラド州デンバーの元飛行場地を再開発したStapletonの事例です。
Zero Energy Homeと名付けられた分譲住宅で、総戸数29戸の内12戸がゼロ・エネルギー住宅仕様で
建設・販売されました。写真の住宅は2階建て・延床面積204.8㎡、3寝室・2.5浴室・2台用ガレージ付きです。販売価格は土地込みで2014年当時40万ドル(約4,300万円)、太陽熱利用を含む省エネ仕様によって月々のエネルギーコストをほぼゼロに収め、購買者を獲得したプロジェクトです。

大都市圏内・近郊では、住宅の小規模化が顕著です。土地代の高さもあり、また一人世帯が多く、家族世帯が減少していることがその背景にあります。隣棟間隔も日本並みになっている住宅地が多々あります。

南カリフォルニアのオレンジ郡Costa Mesaに3年程前に開発された市街地分譲戸建プロジェクト(設計:KTGY)

省エネルギー法は厳しく、窓は2重ガラス、トイレは節水型、家電や冷暖房機器もエネルギー省規定のEnergy Star認証が要求されています。そうでなければ、建築確認も取れませんし、購買需要を喚起できません。
多分、ご存知の方が少ないのは中古住宅を売買する時には、トイレを節水型に、開口部を2重ガラスの断熱窓に取り替える等が要求され、省エネルギーを法的にも徹底的に施行していることでしょう。

今一つ注目すべきは、ベビーブーマー世代(1946~1964年生:現在56~74才)です。この世代は約6,900万人(米国人口の20.8%)、住宅購買層で大きなシェアを占めています。長寿化社会で、彼らは年老いた両親と一緒に住めるような二世帯住宅の需要を創出しているのです。この現象は、十代から親元を離れ、独立生活を尊びた米国社会における新しい潮流と言えるでしょう。ベビーブーマージュニア世代を含めて、二世帯・三世代住宅が分譲住宅地でも近年見られるようになりました。

2020年米国大統領選の行方は

ご存知のように、2020年11月第1火曜日の大統領選は共和党の現大統領Donald Trump氏と民主党が指名する候補(元副大統領Joseph Biden氏)の一騎打ちとなります。

トランプ大統領は海外では不人気ですが、米国内の支持者は多いです。しかしながら、2020年に入ってから支持基盤が緩んできました。最も大きな原因は、中国との貿易摩擦よってラストベルト諸州(ミシガン・オハイオ・ウィスコンシン・ペンシルバニアなど)における経済不安にあると思われます。RealClearPoliticsのデータによると、Job Approvalトランプ氏の大統領としての職務評価支持率は45.2%(3/27~4/07)ありましたが、Direction of Country国の方向評価では悪い方向に向かっているが58.1%(3/24~4/07)と不評でした。

米国の大統領選では、まず各党が指名候補を決める(予備選を経て獲得した代議員の数=民主党には4,765人の代議員がおり、指名されるには1,991が必要)ことから始まります。2020年の民主党候補選びでは、民主社会主義を掲げたBernie Sanders氏が当初リードしていましたが、3月3日のSuper Tuesday(14州+サモア+外国居住米国人での同時予備選=合計1,357代議員)でJoseph Biden氏が圧勝して以来、一転しました。代議員の獲得数はBiden氏1,217人、Sanders氏は914人でかなりの支持数を得ていましたが、4月8日Sanders氏は候補を退きました。

両党共に新型コロナウィルスの感染拡大防止のために選挙運動を控えていますが、トランプ大統領は国民へのコロナ防止策へのアピールとして連日テレビ会見を行い、その点優利であると言われています。又、国家的な
危機下では、歴史的に国民は大統領の元に集結する傾向にあります。 もし4月8日に大統領選が実施されており、民主党の候補がBiden氏であったら、RealClearPolitics掲載の予測ではBiden氏49%、トランプ大統領が43%とBiden氏が優勢と出ていましたが、まだ予測は困難です。

Enthusiasm熱意の違い

New York Times誌に3/31(火)女性ジャーナリストLisa Lerer氏による興味深い記事が掲載されました。それは共和党のトランプ大統領と民主党のJoe Biden氏に対する各党の登録投票人口における「熱意」の違いに関するものです。ABC NewsとWashington Postによる世論調査によると、共和党でトランプ大統領を強く(Enthusiastically熱意をもって)支持すると答えた人が55%、まあまあ支持するが32%であったのに対して、Biden氏の民主党における強い支持者は28%、まあまあ支持するが46%だったそうです。「熱意をもって」支持する率の違いは27%もあり、この支持率は歴史的な記録によると、11月の大統領選挙日に投票所に足を運ぶ人の差を示唆するとの分析です。「熱意」の大切さは、何事においても世界共通です。

新型コロナウィルスの感染拡大による経済不況(恐慌とさえ予測されています)は大統領選に多大な影響を与えるでしょう。トランプ氏に有利に動くか、不利となるか現時点では予測できません。

留学時に「アメリカ政治」の講義を受けた時、大統領に求められる資質という中に「Power of Persuasion説得力」というのがありました。人を説得する力、がいかにリーダーに必要か、という講義で印象的でした。果たして、トランプ氏とバイデン氏のどちらにその資質があると思われますか?

2019年度収支決算報告および2020年度予算案、2018年度修正収支決算報告および2019年度修正予算案

2019年度収支決算報告および2020年度予算案、また2018年度修正収支決算報告および2019年度修正予算案についてはニュースレターの本紙をご覧ください。

会員消息

個展を開催しました。(古川 睦子)

1月28日(火)〜2月1日(土) 東京・京橋の ギャラリーモーツァルトで催しました。
いきさつは、2020年のカレンダーを 私のリトグラフ(石版画)と陶芸の作品でつくり
お世話になっている画廊に進呈したら、とても気に入ってくださり、“是非 このカレンダー掲載の作品で個展をして!” と言ってくださり、主人も ”手伝うからヤレヤレ!“ とのことで 急遽 個展をしました。
チャンプの方も たくさん来てくださいました。ありがとうございました。
個展用に、カレンダーを50部 増刷しました。若干残っています。
興味を持ってくださる方は 御一報ください。

スペイン・コロナ感染事情  大矢邦昭

1998.4.29 ローマ法王に作品献上

外出禁止令が出てから、もう20 日間も外に出ていません。
何せ目に見えない敵との戦いなので、非常に難しいところです。
しかも、こちらのコロナビールスの感染拡大は、留まるところを知らずに拡大を続けています。
外出しなければ、感染を避けられるのは明白ですが、必要に迫られて、食料や医薬品を買わなければならない時は、外出せざるを得ません。
こちらの各州(地方自治体)の保健所が、独自で外出の仕方をビデオで送信しているのを見ると、大事な点はほぼ共通してます。主な点は下記の通りです。
外出に当たっては一寸した準備が必要で、それらの物を玄関に揃えて置きます。
先ず、外出には、脱ぎ穿き簡単なゴム底の運動靴を履いて出た方が良いので、それが入る大きさの桶の様な容器を用意します。これには、帰宅後漂白液を水で薄めたもの(割合は、水490mlに対して10mlの漂白液を混ぜたもの)を数cmの深さで入れます。そして、小さなお盆(鍵や財布や携帯が入る大きさ)にサランラップないしはビニールをかぶせて置きます。
そして、外出に当たっては、指輪・ブレスレット・ネックレス・イヤリング等は全部外して、髪の長い人は巻くなり束ねたりして、更には長袖やスラックスを履いて、極力肌を露出しないようにします。当然、使い捨てのゴムの手袋なり、消毒液持参で出かけます。
買物等の用事が済んだら、寄り道せずにまっすぐ帰宅して、マンション等に住んでいる場合は、極力エレベーターは避けます。やむを得ず使用する場合は、ボタンを指で押さずに、鍵の先等で押します。
家に着いたら、玄関を入った所で買物袋を置き、靴は脱いで、用意した漂白液入りの容器に入れて放置します。(靴の底を消毒する為です。) そして、持参した鍵や財・携帯等は、用意したお盆の中に入れてサランラップで包んで置きます。更に外出の為に身につけた服全部を脱いで、ビニール袋に入れて密封します。(後に、洗濯します。) そして、直ぐにシャワーを浴びますが、髪を含めて全身を石鹸ないしシャンプーやボディーシャンプーで洗います。
その後、買ったもの全てを薄めた漂白液を布で濡らして、丁寧に拭きながら消毒します。
同じく、持参した鍵等も拭き取りながら消毒して、玄関の取っ手や扉等触れた所も消毒します。
玄関のたたきも同様に消毒します。使ったサランラップや手袋は、ビニール袋に入れて密閉してから捨てます。
以上大変ですが、菌を家の中に持ち込まない様にするには、こう言う方法が最善と言うことです。
今回感染の内情で、特に悲惨な状態は、医者等の医療関係者や政令施行に当たる警察官等が、多数感染したり、死亡したりしていて、やはりこれは、医療物資の不足が原因です。
そして、この菌の厄介なところは、感染しても症状が出る迄の潜伏期間が長いことと、感染者に症状が出なかったり、出ても風邪と誤認したりすることです。
また、感染してからの数日後に、症状が急激に悪化するケースもあり、この場合は高齢者で、しかも75歳以上の感染者の場合は、死亡率70〜80%と言う高さです。
4月1日の情報では、前日と比べて感染者数が8%増の102,136人で、死者は11%増で9,053人と言う凄まじさです。(日本の人口に匹敵させれば、27,000人近くが亡くなったことになります。)
現在では、外出禁止が更に延長になって、4月11日の夜中迄続き、更に先月の30日からは、最低限の産業(食料・医療関係や通信関係等)以外の活動が全てストップとなりました。
それまで建築関係の工事は続けられていましたが、それもストップとなりました。
感染拡大を止めるには、それ以外ないと言う状況に来ていますが、これでは経済に相当なダメージを与える死活問題となります。政府の報道では、感染拡大がもうピークに達する段階に来ているとは言いますが、もう随分前から耳にする言葉で、先行き不透明な状況です。
全く先が読めない状況が、もう何日も続いています。
国民の不満が噴出し始めていますが、無理もないことです。

新会員紹介

新会員自己紹介 藤原千恵

初めまして、藤原千恵と申します。
山本儀子代表とは30年来のお付き合いをさせていただいており、そのご縁でチャンプに入会することになりました。
皆様のような経験も実績もありません。強いて言えば、住宅関連業界の会社で働いていたということでしょうか?その会社もこの1月末で退職をし、現在は引退の身で日々を過ごしております。そんなわたくしですが、これからよろしくお願いいたします。
現在コロナウィルスで世の中疲弊気味ですが、この挨拶が皆様の目に触れる頃には落ち着きを取り戻しつつあることを願っております。

部会活動の報告

3月以降はほとんどの部会活動は中止となり、現在ゴルフ愛好会を除く今後の部会活動の予定は未定です。再開が決まれば改めてご連絡します。
〇英語を共に学ぶ会:3月、4月例会を中止
〇コーラスを楽しむ会:3月、4月の練習予定を中止
〇水彩画教室:3/24に4名で実施、4月例会を中止
〇東京探訪の会::春の例会を中止
〇投資クラブ:3月、4月例会を中止
〇山の会:3/31の春の例会「大楠山」を中止。次は秋を予定。
〇ゴルフ愛好会:5月25日(月)に立川国際CCで親善ゴルフ会を予定。ただし情勢により中止の場合あり。
〇健康と栄養を考える会:3月、4月の例会を中止
〇日本文化を語る会:例会を休止中
〇スケッチ散策会(関西支部):例会を休止中
〇社会貢献ボランティア会:ミクロネシア視察を3月~6月に予定したが中止
〇海外を見てみる会:計画未定
〇スピリチュアル懇談会:計画未定

チャンプ例会案内

1.本部例会 :
5/23(土) 13時~ 湘南台ラウンジ
スピーカーは吉兼裕貴氏を予定。
(変更の場合はメール等で知らせます)
2.関西例会 : 未定

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編集後記

季節は春の真っ盛り、桜は満開なのに見る人もなく不安で厳しい春となりました。フランスの大統領が言ったようにこれは確かに地球規模の戦争です。まず自己管理を徹底したうえで、代表が呼び掛けているように命がけで戦っている医療関係者を支援しなければなりません。それにしても大矢さんが書いているスペインの生活管理の厳しさには驚きました。日本はゆるいと言わざるを得ませんね。(中林記)