山本代表メッセージ

Dear CHAMP Members and Members to be:

梅雨明け後も続く猛暑の中、いかがお過ごしでしょうか?
近年の異常な気温上昇と変容は、これからの気候変動の予兆のようです。

私はこの原稿を参院選の2日前に書いています。期日前投票は数日前に済ませました。そこに、
安部前首相の訃報が入って来ました。なんという悲報でしょう。考え方の違いに拘わらず、暴力で相手を倒すことは絶対に許せません。この許せない暴行が今、世界に横行しています。これまでも何度か書いて来ましたが、今日本は転換期に来ていると思います。その転換期を私達国民がどのように認識して行動するかが、日本の未来を決めることになるでしょう。そしてここでいう未来とは遠い未来のことではなく、向こう10年というような近未来になるでしょう。

チャンプは設立準備期間を含めて誕生ほぼ25年になります。自己の経験と知識を、自身の向上と社会に役立てることを目指して発足した任意団体です。ご存知のように、正会員は50才以上の成熟人の集まりです。今、私達の経験と知識を更に役立てる時が来ていると痛感します。

★2007年4月に開設、運営した湘南内チャンプハウスを今年3月31日に建物オーナーとの契約が終了し、閉設致しました。15年間を振り返り書いて下さった宮尾 賢顧問、上野田鶴子役員、中林由行役員の寄稿(5頁)をお読みください。皆様のご支援とご協力を深く感謝致します。

私は昨年7月のNL91号で「当たり前」ということは何もないという認識を新たにし、これからの生き方を見直し、もっと行動しよう、行動を起こそうと書きました。行動を起こすということを思う時、2020年8月に87才ですい臓がんで亡くなったアメリカ2人目の女性連邦最高裁判事Ruth Bader Ginsburgが就任式で述べた言葉が蘇ります。それは“私が今ここにいられるのは、人権平等を訴えて闘い続けた先人のおかげです”、そしてその先人の一人にイギリスの女性参政権運動家Emily Davisonがいます。彼女が残した言葉はDeeds NOT Words 言葉でなく行動 でした。毎日の一つ一つの行動が、未来を開いて行く、という信念です。果敢に社会を改善するために草の根運動から始まった活動が、現代の自由社会の礎となりました。

789運動を開始します:
キックオフミーティング:7月13日水曜日17:30~19:30に新橋駅そばの生涯学習センターで開くことになりました。まずは10名未満の有志少人数で集まり、第一にどのような活動に的を絞るか、公に告知する方法と手段はどうするか、を協議します。「789運動」は、70/80/90代の世代に呼びかけ社会貢献・改革の活動をしますが、社会的・経済的問題が多々ある中、最初の具体的な目標を定めます。チャンプの若い会員にも協力してもらいます。7/13ミーティングにはチャンプ会員ではありませんが、IT専門家の友人も参加してくれます。
★平和で持続する未来を目指して、活動開始です!

チャンプ活動会のニュース:
コロナ禍で活動中止を余儀なくされてきた活動会「山の会」は前号でお知らせしましたように、新しいチャンプ本部訪問も兼ねて4月7日(木)に埼玉県入間川沿いのウォーキングと交流会を開きました。更に2年半ほどお休みしていた「コーラスを楽しむ会」は6月10日(金)10:00~12:30に再開第1回練習会を新しい先生をお迎えして開催、7月8日(金)に第2回練習会を開きました。皆様、山の会もコーラスの会も健康推進に効果あり、次回ぜひご参加下さい。コロナ禍をものともせず、「英語を共に学ぶ会」は毎月ZOOMで例会を継続しています。熱心なメンバー皆様が交代で話題の研究発表とディスカッションを楽しんでおられます。「健康と栄養を考える会」もZOOMで例会を続けておられます。幹事の皆様、ご苦労様です。

チャンプ例会のご案内:
チャンプ本部は9月17日土曜日14:00~16:00に新橋駅そばの生涯学習センターで開催(ZOOM併催)、スピーカーは準会員島田博之・幸子夫妻(湘南台と藤沢で3保育園運営です)の予定です。関西チャンプは9月15日木曜日17:00~20:00京都で開催します。

Best wishes,

CHAMP代表 山本儀子 Noriko Yamamoto

アメリカよもやま話 Noriko Yamamoto

大学2年の時から2019年までアメリカ住いをしていたとは言え、「アメリカよもやま話」をするには実際にアメリカ(私の場合はLos Angeles)に今住んでいなければ実感として難しいとこの2年間痛感しています。コロナ禍のために私は2020年1月下旬以来渡米していません。毎日New York TimesやWall Street Journal、WashingtonPost やUSA Today等に眼を通していますが、アメリカの友人達からの生の声は情報源として不可欠の毎日です。

話題1: 最近、耳慣れない言葉―表現を目・耳にしました:

それはWokenessとCancel Cultureという言葉です。
Wokeness は”社会的不公正、人種差別、性差別等に対して高い意識を持っていること“だそうで、awake(目覚める・悟る)という言葉をベースにしたスラング、Social Awareness(社会でおきていることに対する認識)があることを意味します。「Stay woke」というフレーズがSNSで使われ始めて流行した表現ですが、語源は2008年のErykah Baduの「MasterTeacher」の歌詞で、但し2014年に黒人の人権運動Black Lives Matterが爆発的に注目を浴びたのが契機です。一部の人種に対する不当な扱いや差別をしっかり認識して、活動を起こそうという意味で「Stay Woke」というフレーズがツィートされ始め、他の事例にも使われるようになったそうです。

今、アメリカではこのWokeness運動が過熱化していて、運動支持者が<この人間或いは組織にはWokenessの意識が足りない>と弾劾すると、その人或いは組織はCancel(取り消す・打ち消す)される=Cancel Culture(文化・信条・価値観)という処遇をSNS上などで受けてしまうとのことです。このWokeness運動が人種問題にも影響を広げ、多くの人がSNS上でキャンセルされています。有名な事例は、トランプ前大統領がTwitterからキャンセルされたことです。同氏は自身のTruth Socialというメディアを立ち上げようとしていますが、最近その初期的メディアのネットワークを創設したそうです。

後述しますが、このWokenessとCancel Culture過熱化がElon Musk氏によるTwitter買収の動機になった可能性があります。
もう一つ再度注目を浴びているのが、Gender Identity 問題です。
Gender Identity(性自認=性の自己意識・性の自己認知)もWokeness運動派が使い始めている論議の一つです。
Gender(性別)には100以上ある、という考えが流されており、誰でも自分の好きな性別を選べる、幼稚園から小学3年までに両親に知らせることなく性行為などの詳細な教育を実施している学校もあるとのこと。フロリダ州では7歳以下の子供にそのような教育をすることを禁止しましたが、現代アメリカでは大きな政治的問題になっています。

 

話題2: Elon Musk氏によるTwitter 買収意図について:

皆さんは宇宙開発企業Space Xの創設者でCEO、電気自動車Teslaの共同創設者でCEOイーロン・マスク氏のことはよく耳にされていることと思います。1971年生まれ50才の同氏は南アフリカ共和国ブレトニア出身のアメリカ人実業家です。フォーブス誌による2022年度の同氏純資産は2,536億ドル($1=120円で30.4兆円)。4月Twitterを440億ドル(5.7兆円、内自己資金約半分)で買収すると発表しました(その後買収中止を示唆、7/08に買収撤回表明)。買収目的と真意は何であったか、で様々な憶測を呼びました。

Musk氏自身は「言論の自由Freedom of Speech」を万人のものにするため、と宣言して
① Twitterのアルゴリズム(算法)をオープン化して信頼性を高める、
② スパムボットを撃退してすべての個人を認証する、と話しています。
近年、TwitterやFacebookなどによって疑問視される投稿を阻止する規制が設けられている中のMusk氏の買収です。
Twitterを未公開会社にすることによって、果たして「言論の自由」が守られるのであろうか、など論議は尽きません。
一般的アメリカ庶民はMusk氏のTwitter買収を好意的に見ており、現在収益が落ちているTwitter運営を改善して3年後位に売りに出すのであろうとの推測もあります。
同氏は自身の政治立ち位置を、半分民主党・半分共和党であり、登録的には無所属=独立派・Independentだと述べてきました。但し、今回の動きはトランプ前大統領のツイッター復帰を可能にするでしょうし、SNS上における歯止めの効かない“自由論議”がどこまで民主的に維持されるか心配なところです。

話題3: FRBによる22年振りの金利値上げとインフレ抑制:
アメリカ庶民の直近の問題は、エネルギー価格と物価の高騰です。
40年振りのインフレ率(前年比7%+)に直面し、FRB連邦準備理事会は5/04(水)公開市場委員会FOMCでインフレ抑制を優先して22年振りに政策金利を0.5%上げました。これでまたしばらく円安が続くと予測されますが、果たして米国内のインフレ抑制にどれ位の効果が期待できるかは定かではありません。ウクライナとロシア問題=エネルギー価格の高騰(同29.3%)と物価高(食品同6.3%)が今アメリカの庶民を直撃しています。このような経済不安が民主党の支持率を下げ、11月の中間選挙での共和党圧勝説を増幅しています。

第84回例会報告

日時: 2022年5月7日(土)14:00~16:00
会場: 港区生涯学習センター304号室

会場出席とZOOM参加併用で開催され、会場19名、ZOOM15名、合計34名が参加した。

●アメリカよもやま話(山本儀子代表)

話題1:WokenessとCancel Culture、さらにGender Identityについて。話題2:Elon Musk氏によるTwitter買収について。話題3:FRBによる22年振りの金利上げとインフレ抑制について。

●会員スピーチ(上野田鶴子会員)

タイトル「定年退職とその後――87歳に向かう今」
長年、日本語教育・研究に携わってきた。国際基督教大学を卒業後、25歳でフルブライト奨学金を受けてアメリカのミシガン大学に留学。まだ女性の留学は少なく、母親の大反対を振り切って船で出発、ハワイで一ヶ月のオリエンテーションがあった。1962年から3年間の留学中に上野輝彌に出会い結婚、帰国後は母校ICUで教え、1964年に出産。1968年に4歳の娘を連れて2度目のミシガン大学留学。1971年までの留学中は院生助手として教えながら博士論文の執筆。この間は授業料免除となり助かった。1971年に帰国、母校に戻り勤務、1972年に東京大学医学部音声言語医学研究施設に転職。1977年に国立国語研究所日本語教育センターが開設され、面接を願い出て採用してもらうことができた。研究補助員以外の女性採用は開所以来29年振りだった。男性社会で研究室内の喫煙が多く、これは研究補助員の女性の身体に害がある(受動喫煙)ので声をあげ、研究室内での喫煙をやめてもらい、喫煙コーナーの設置となったこともあった。まだ、車内喫煙が可能な時代であった。1990年から東京女子大学で68歳定年まで14年間教え、親の介護もあったが、大学が自宅の近くだったので助かった。その後NPO日本語教育研究所(外国人に日本語を教える活動の研究・運営)の理事長を2018年まで13 年間勤めた。この間に会員数が数名から250名を超え、経営も安定したので後輩に理事長職をバトンタッチ。伴侶の介護に専念の3年となる。1995年から東京女子大学院修了生主催の「GUの会」という月例の日本語教育研究会が発足し、四半世紀を超え継続し、参加している。1980年代に米国から帰国の飛行機で山本代表と隣り合わせに座ったのがご縁で、誘われてチャンプに入会した。振り返れば、女性が子育てをしながら仕事を続けるのが難しい時代に周りの支援を受けながら何とか切り抜けてきた人生だったと思う。旧年に伴侶を見送り、16歳に向かう老犬との日々であるが、英会話の機会を是非と所望され、近所のご婦人と週一の時を楽しんでいる。(以上要約)

●活動会の報告(各活動会幹事)

各活動会幹事から現況報告、今後の予定などが報告された。

 

関西支部例会報告

コロナ禍を縫うように昨年11月に大阪で開催した後、2月にはここ神戸外国倶楽部で開催を予定していたのですが、これも第6波に見舞われて延期する事と
なり、前田さんにも再度ご無理をお願いし漸く5月に開催できた次第です。今回は10名も集まらないのではと危惧する中、直前に前田隆彦さんが新しく千原朋広さんを誘って下さり10名が揃うことになりました。
この間、アメリカでもコロナ禍の中大統領はD.J.Trump氏からJ.Biden氏に代わり、東欧ではアフガンからの米軍撤退、ロシアがウクライナへ力に任せて軍事侵略を続け、世界情勢の認識はこれまでとはかなり変わって来るように感じられます。そんな中、代表の「アメリカよもやま話」もこれまでとは少々様相の異なるお話がありました。

最近のアメリカでのこと;

話題1.耳慣れない言葉

WokenessとCancelCurture の話題。そして、Gender Identity問題などです。社会問題の本質を見据えているかが大切で、それが出来ず的外れな言動を強行するような輩は、社会からネグって仕舞おうする、これはある意味極端な社会現象と云えるかも。

話題2.これに関連してElon Musk氏によるTwitter買収。

言論の自由を確保するために、と言うことのようですが、先が読めている事業家ということで、彼は日本でも話題沸騰です。
(これらのことは、日本ではあからさまに話題にはなりませんが、似たような何かが陰湿に内在しているようにも思えますね。最近SNSでニュースサーフィンなどしていると、時に「このサイトは危険ですので閉じ
てください。」の黒画面に突如切り替わったりするので、そのコンテンツの内容によっては流布を妨害している何者かがいるではないかと感じることもあります。)

話題3.金利値上げとインフレ抑制

(これは、この原稿を書いている今、参院選でも大きな争点になっていますが、収入が増えない中での物価高という日本では、いったいどのような対応策が取れるのか⁉、大きく知恵を絞らなければ解決しない大問題ですね。)
インフレ、犯罪、国境・移民問題、コロナ禍等々問題は山積みだが、私たちの世代は責任が大きい。ビジョンを持つということは大切な事。私たちはまだまだできると考えているので、「7・8・9運動」今年後半
には立ち上げて頑張るぞ。―山本代表談〔()内は岡田の感想です〕

 

さて、会場の神戸外国倶楽部は、現在コロナ禍の中での経済状況で、改修の話はペンディングとのことですが、今回はCHAMPのために“神戸より愛をこめて”と銘打って、シェフの心のこもったフレンチコース料
理が提供され、期をみて順番に出されてきます。

1)アミューズ
(付出し):白鷺サーモンの燻製にカリフラワーのブルーテ
参加者は近況を報告などしつつ、これらのコース料理を美味しく頂きました。

 

 

 

 

 

 

では、近況報告の中で特筆すべき話題を2,3;

なんと、今日は沖さんのお誕生日と言うことが分かり、皆で「Happy Birthday!」を歌い祝福しました。又、イタリア在住の大矢さんが丁度大阪の近鉄あべの店で開催中のご自身の個展最終日で、彼はその撤収と
重なり不参加でしたが、逆に岡田が訪問し、挨拶代わりの絵葉書を頂いてきて皆さんにお配りしました。又、北沢さんは11月19日(土)に京都観世会館で、能『菊慈童』を舞われるとのことです。当日鑑賞したい
方には『番組(プログラム)』を(招待状の意味も込めて)お送り頂けるそうです。(希望される方は、直接北沢さんへご連絡ください)

2 ) オードブル
岩屋産アナゴと天使の海老のお寿司仕立てオマール海老のサフランソース

 

 

 

 

今回初めてご参加いただいた千原さんは、実は蓋を開けてみたら(=前田隆彦さんがお誘いしたらば)、前田潤さんとも昔からのお知り合いで、十何年ぶりのことで是非!と、参加頂けたそうです。同じ関西とは
言え世間は狭いものですね。千原さんは不動産会社をされている中で、予防医療診断士の資格もお持ちで、幼稚園や保育園の開発、スポーツセンター、又、今力を入れているのは大野市でのコメ作りのファームで、
食育のような事も考えられている様です。藤原さんは、吉本新喜劇とアイドルグループNMB48のコラボミュージカルを見てきたが面白かった。直木賞の今村翔吾「塞王の盾」を読んだがコンピュータも無い時代に穴太衆のあの精巧な城郭石組みはすごい!

一度自分も作ってみたいなーと、悠々自適の生活。前田隆彦さんは、建築の実施設計・施工を担当することが多いが、その効率化、質向上の手段としてBIMの使い勝手の良いシステムの構築を目指されています。

3)スープ:
神戸西区産菊芋のスープ

 

 

 

 

我々は後の世に何を残してゆくのかと言うことだろうが、千原さんがされているのは「食育」だなあ。私がしているのは「住育」と銘打って、ユーザー教育そして工務店さんにも勉強してもらうと言うことで、セ
ミナーのような事をしている。この春には、京都の駅前で、メインの講師を(渋沢栄一のお孫さん)鮫島純子さん(99才)に東京からNETで参加して頂いて120名くらい集まって開催した。家族幸せと住まい
の質とは密接に関係している。分かり易くいうと例えば「手のひらプラン」というのを提唱している―加納さん談。といった話から、「日本住宅の間取り論」に話題は展開しました。

 

4)魚料理:
福良港産キンメダイのポワレ色鮮やかなハーブのソース

 

 

 

 

木下さんはコロナ禍の中で子ども食堂は中々集まれずにいるし、お茶の方も先生が来られなくなったので、もっぱら本を読んだりしてお茶の歴史などを勉強しているのがこの頃。次回のCHAMP例会では、メンバーが其々近況報告と云うだけでなく、取り組んでいる課題について話題提供し、意見を述べ合い深めてゆくというのはどうだろうか、という提起も頂きました。

5)肉料理:
黒毛和牛ツーリブのロースト伊川谷農園の野菜と共に(前にあるのは、大家さんの名刺代わりの絵葉書(静物画)と今日のMENUです。)

 

 

 

 

又、沖さんの父上を亡くされた後お母様の介護の状況報告。岡田のコロナ前の手術から、協会や勉強会の世話役を少しずつ若手に譲りながらリハビリ中で、テレビ観戦がオリ・パラから、大リーグや大相撲、ウク
ライナ戦線、コロナ禍の状況の三本立てをTV観賞し、又考える外出自粛の日々等々、報告がありました。コース料理もいよいよパティシエ特製デザートがふるまわれ、最後には代表からシェフに“大変美味しく
頂けた”お礼のご挨拶をして頂き、集合写真を撮ってお開きとなりました。

6)デザート:
パティシエ特製デザート「神戸より愛をこめて(神戸タワーと海洋博物館)」

 

 

 

 

 

 

今回の参加者は山本代表はじめ、集合写真の向かって右から、藤原千恵さん、沖正穂さん、加納義久さん、千原朋広さん、前田隆彦さん、木下正二郎支部長、前田潤さん、北沢一記さん、岡田優の10名でした。
次回は9月に京都での開催です。話題提供しそのテーマについての意見交換などをとのことですが、今日の各近況報告でも話題提供の種はいろいろありそうです。先ずは、山本代表の「7・8・9運動」を立ち上げる
に当たっての方向性などをお話し頂ければとも思っています。以上です。(記・岡田)

(神戸外国倶楽部2Fホワイエにて全員写真)

 

湘南台チャンプハウスの15年を振り返って

・宮尾賢

本年3月、湘南台チャンプハウスは営業を終了し、(株)チャンプハウスは会社清算となりました。営業を開始する前に準備段階を含めると16~7年に及ぶ期間ですが、顧みるとまことに長いような短いような年月でした。(株)チャンプハウスの歴史は4つに分けて考えられると思います。

  1. 準備期間(2005頃~2006)
    湘南台チャンプハウスの物件紹介を受けてから、賃貸借契約締結、引き渡しを受けて営業開始するまでの期間。どのようなコンセプトで運営するかを社内外の知恵を集めて検討し、他社物件見学も行った結果、「多世代交流、子育て支援」を柱とするコンセプトを決めました。
  2. 試行錯誤の時期(2007~2010)
    2007年4月、営業を開始したが、上記のコンセプトが必ずしもそのまま市場には受け入れられず、入居者の募集に苦労しました。同時に入居保証金として銀行から借り入れた資金の返済負担が重くのしかかり累積赤字が膨らみ、借入条件変更を銀行と交渉してもなかなか実現せず経営的に最も苦しい時期でした。当初、一定数の子育て所帯に入居してもらう方針を変え、この制約を外した結果、何とか入居者の獲得に目途が立つようになりました。子育て支援については当初から用意した託児施設をアウトソースして間接的ながらコンセプトを実現しました。
  3. 経営安定化へ向かった時期(2010~2013)
    管理委託先を住宅メーカー子会社から地元密着営業の(株)ウエルホームに変更したことで、入居者、管理会社、チャンプハウスの間のコミュニケーションが改善され、顧客満足度も向上しました。懸案であった借入条件変更が実現し、キャッシュフローも楽になり、ようやく安定的な経営への道筋が見えてきた時期です。立地、建物セキュリティ、管理の良さが地元で認められてきた時期でもあります。
  4. 安定経営実現の時期(2014~2022)
    2014年には多年の課題であった累積赤字が解消しました。それ以後は、毎年、経常黒字を維持して、安定経営を続けることができました。

多事多端だったこの15年を顧みると、「事業は人なり」という古い格言を想起せざるを得ません。先ず、資金繰りに苦しんだ時期、多額の資金を自らが経営されるGlobal Link社から拠出されてチャンプハウスへの不退転のコミットメントを示された山本社長の強いリーダーシップ、それに応えた役職員の努力がありました。更に、常に温かく見守って下さった株主の皆さん、入居者の確保と賃貸管理にスピーディーに対応してくださったウエルホームのスタッフ、必要な時に的確な法律上の助言をいただいた弁護士の徳田さん、いつも信頼できる計数管理の資料を提供して下さった税理士の植松さん等々、外部の方々のご支援、ご協力があってはじめてこの事業が成り立った、と改めて肝に銘じております。皆さんのお力添えで何とか15年、無事に乗り切ることができました。本当に有難うございました

・上野田鶴子

新宿の松村さんのオフイスはビルの4階にあり、細い階段を登って行く場所だった。そこにチャンプの本部が置かれ委員会や活動の部会が開催され、湘南台のチャンプハウスができるまで大変お世話になった。古川シニアの「この指止まれ」で始まったコーラスの練習も携帯ビアノ持参で続けた。大きなテーブルがあり、ビール瓶を運ぶプラスチックの箱が足りない椅子がわりに使われていた。ここでの数年が過ぎ、湘南台チャンプハウスが実現した。山本儀子代表と増田美智子さんが居住者となり、以来、会議室や広いラウンジでの活動が続いた。思えば、大変贅沢な空間を与えられたことになる。「子育て支援」の構想も12階の1室で具体化した。振り返ってみれば極めてユニークな活動拠点に恵まれ、部活も多様化した15年であった。最上部 3階を占めるチャンプハウスの管理は山本代表と増田美智子さんのお世話で具体化・継続したことにも感謝の思いを新たにしている

・中林由行

(株)チャンプハウスはチャンプ会員の16名が1600万円の出資をして設立され「湘南台チャンプハウス」が生まれました。実際に事業を始めてみると、宮尾さんが経緯を記録してくれていますが、期待通りの入居者が集まらない、空室の負担が結構ある、ラウンジなどの利用がうまくゆかない、など予想外の苦労が多くありました。サブリースというのは、集めた毎月の賃料からオーナーへの契約賃料を差し引いた残額だけが収入で、空室で減ることはあっても増えることはない利益幅の少ない事業です。苦しい資金繰りを山本代表をはじめとする役員がほとんど報酬なしで仕事を処理するなどして乗り越えてきました。この15年をふりかえってみると湘南台チャンプハウスは金銭的に大きな利益は生まなかったのですが「チャンプ」の活動拠点として大変大きな役割を果たしたと、私は評価しています。チャンプハウスという核があったからこそチャンプがこの15年間様々な活動を着実に積み重ねることができたと言えるでしょう。湘南台チャンプハウスを中心とした一つの時代が終わり、これからチャンプをどの方向に向けてどのように活動していくかを皆で考えましょう。

 

ウクライナとベラルーシを訪ねて

西村晴道

世界の建築を訪ねる旅のスタートは、1999年と2003年の2回にわたるスイス一周視察からです。それ以来世界の建築を訪ねることが私の趣味となり、ライフワークとなりました。
2019年までに訪れた国は83ヶ国、新型コロナ感染によりストップです。旅行は添乗員付きではなく、私たち夫婦だけの個人旅行で、行きたいところを調べ、旅行会社に依頼し現地のガイドとドライバーを手配しての旅行です。とくに地元ガイドとの話はたいへん興味深く、面白い話、過去の悲惨な経験など印象に残っています。

ウクライナ1回目は、2017年3月27日、西部の州都「小ウィーン」と呼ばれる美しい街チェルニウツィーに行きました。
ルーマニアの「ブコヴィナ地方の5つの修道院」を訪ねた翌日、スチャヴァから個人英語ガイド・チップさんの運転する車で北上し、ウクライナ国境へ。長い車の列でいつも2時間はかかるという警備の厳しい検問を、彼は機転を利かせ検問員に握手をして何かを渡し30分で通過。国境を越えると街並みが変わり、「ウクライナの家は大きく立派でお城のよう、ウクライナ人はgood builderだよ」「シナゴグは百数十あったのに今は3つしか残ってない」「チェルニウツィー駅からウクライナ各地に列車が出ている、線路の幅が広い」と。世界遺産チェルニウツィー国立大学はブコヴィナ府主教たちの住居や聖堂・修道院・庭園などからなり、現在は大学の校舎の一部として利用されています。現在、チェルニウツィーはルーマニアへの難民拠点として度々テレビに映っています。チップさんは、ソ連時代のつらい貧しい生活のことを話してくれました。「まだほんの幼い時、暗い冬の凍る寒さの中、弟たちのため配給のパンを貰う長蛇の列に並ばなければならなかった。両親は強制労働に駆り出されていたからね。」

食料が豊富な現在、ルーマニアの人々はソ連時代の反動なのかよく食べる、太った人が目につきました。ラテン系のルーマニア人は明るく親しみやすく、日露戦争でロシアに勝った日本人に好意的です。
スチャヴァ神学校で4年間学んだガイドのチップ氏のおかげで、知人に頼み教会内部を見学できたこともあり、ルーマニア正教会建築についての貴重な視察が出来ました。
今ルーマニアの人々はウクライナの人々に同胞として寄り添っています。

2回目ウクライナは2018年 7月26~28日、個人旅行で妻と訪ねました。イスタンブールから首都キーウ(キエフ)へ、空港を出ると白樺の木が立並びひんやりした空気、高速道路沿いにソ連時代のアパートが見えました。ウクライナの日本語女性ガイド・マリーナさんは父ウクライナ人、母ロシア人、以前北海道で働いて日本人と結婚。しかし離婚して好きなキーウでガイドしていました。複雑です。

キーウは、1500年余の歴史をもつ東スラブ随一の古都。「ルーシ(東スラブ)諸都市の母」と呼ばれ、ウクライナの首都として人口300万を超える大都市。988年にはウラジーミル聖公がキリシア正教を国教とし、キーウはキリスト教文化の一大中心地に発展した。ガイド・マリーナさんから面白い話を聞きました。ウラジーミル聖公はどの宗教を選ぶかと悩みました。まずローマカトリックは一夫一婦制、離婚ができない、イスラム教は一夫多妻制、でもお酒が禁止と。それでギリシャ正教に決めたと。ロシア正教会はウクライナ正教会が創ったと。ロシア人とウクライナ人の違いをたずねてみました。ロシア人は、自慢したがる。ロシア正教が一番。ロシア人は最も頭がいい、ロシア人以外はみんな馬鹿と言う。ウクライナ人は、心が広い、芯が強く誇りを持っていると。ウクライナの普通の人々の生活は、日本の約5分の1の給料。キーフ到着初日に地下鉄電車内でスリに遭い、タクシーに乗れば高い運賃を請求され、落胆するも気を取り直し街歩き。こういうことはどの国でもあることで、私はタイ、ベトナム、イタリアでも体験済みです。でも明るく日本人に友好的で親切です。次のウクライナ教会訪問の案内も送ってくれたガイド・マリーナさんは今どこにいるのだろうか。こちらからのメールも届いていないようです。一日も早く平和がくるように心より祈っています。

ベラルーシには2018年7月28~30日、ウクライナのキーウから飛行機で、首都ミンスクを訪ねました。ベラルーシは情報が少なく未知の国、どんな国だろうかと思っていたが、来てみれば町は清潔、大きい近代的な建物が建ち、広い通りに車が行き交う。国土の3分の1は森林でゆるやかな丘陵や湖、緑の自然にあふれ、人々も素朴で感じがよい。美人が多いといわれるだけあって、モデルのような美しい女性がたくさんいる。

ベラルーシの個人英語ガイド、ユリアさんとの話。ベラルーシのルカシェンコ大統領は、自国の美人がモデルの仕事等で海外に流出していることをたいへん危惧し、モデルに高額な給料を支払う法律を制定したと。ユリアさんは「アメリカ人団体ツアーのガイドをした時大変不快なことを言われてつらかった。日本人は優しいです。今日は楽しい。」日本から持参したピーナツ、するめ、柿の種を一緒にほおばり、ビールで乾杯。
訪問後2020年に選挙不正問題でルカシェンコ大統領退任要求の大規模デモが首都ミンスクで起こり、ロシアのプーチン大統領が要請によって治安部隊派遣の用意をした事件があり、ルカシェンコ大統領は今もプーチン大統領の後ろ盾で28年の独裁政権を維持し、ロシアのウクライナ侵略に加担しています。ガイドのユリアさん元気ですか。笑顔が印象に残っています。

 

会員消息

大矢邦昭絵画展

・山本儀子

大矢さんの日本における個展は今年で111回目(グループ展を入れると200回を超える)とのことです。毎回仙台から福岡の各地で開催されていますが、今年東京では六本木のスペイン大使館6月14日(火)~24日(金)で開かれました。スペイン在住30年を超える中で、コロナ禍を除くほぼ毎年精力的に新しい作品を加えながら個展を開かれる熱意と努力に敬服します。そのベースには長年の人脈づくりと、そもそも大矢さんご自身のお人柄があると思います。

スペイン大使館の会場は白一色のシンプルで斬新なレイアウトでした。大矢さんの絵には今回もスペインの土を思い起こさせる赤褐色と青い空の力強い色合いと構成が目に残り、印象的でした。油絵・水彩・鉛筆など様々なメディアを駆使した絵が鑑賞者を楽しませてくれます。素敵な個展、ありがとうございました。今後のますますのご活躍をお祈りします。 長旅、お疲れ様でした。(大矢さんと「石の文化」の絵の前で)

・山田伸代

ギャラリーいっぱいに大矢さんのアートの世界が広がり、日本とスペインのコラボが圧巻でした。メディア関係者の前でスペイン大使に続いて大矢さんがスペイン語と日本語の両方でスピーチされました。楽しいひと時をありがとうございます。赤土と、青い空が広がり、したたる緑のスペインの風土が美しいですね。奥にある教会は明治時代に日本政府が派遣した欧州外交使節団が滞在したとか。「女神ミネルバの青空」ペインの青空に芸術と知恵の女神ミネルバが右手に槍をもって。勇気と希望が沸き、「守られている」気分になりました。

アート未来展

小松原京子

私の所属しているアート未来の展覧会はこの2年中止になり、意気消沈の日々でしたが、今年は6月29日~7月11日まで六本木の国立新美術館で開催されました。今回は前に描いた「ときめく縄文」(NL92 号で紹介いただきました)百号と、最新作の「伝えたいこと」百号(いずれもアクリル画)のふたつを出展しました。そうしましたら幸いなことに後者が「アート未来準大賞}をいただくことができました。「伝えたいこと」の絵の中に和歌の短冊を何枚かコラージュしましたが、書道で練習していたので工夫してみました。皆さん、一発勝負で?と思われたようです。私はアクリル絵の具なので、仕上げ材を塗るのですが、和紙によって、染み込んだのと、かすれたように残ったのとがあり、それがまた良い雰囲気を出したようです。実験みたいで面白かったです。2枚目の縄文の絵は昨年新制作に出品したものに加筆して出しました。チャンプの方々と茅野の縄文を見学に行ってから、大好きになりました。準備や当番で疲れましたが、チャンプの皆さんに見に来ていただいたことが嬉しく、お礼申し上げます。

House-warming Party

山本儀子

飯能日高分譲地に引っ越してからほぼ3カ月近くになる6月22日(水)正午に、近隣の方々をお招きして念願のホームパーティーHousewarming Party(直訳すると<家を暖める集い>)を開くことが出来ました! 「チャンプの家・本部」にも兼用できるようにと、2020年12月に山本が購入した築30年の中古住宅です。2021年中はほぼ月1回来て、ご近所の皆様にも時々ご挨拶をしていました。おかげで、数人の方とはお顔見知りとなり、近隣の生活情報、特に医療関係の情報集めなどが出来ました。又、私にこの住宅を売って下さった元オーナー(現在京都在住)が日常生活に役立つ様々な情報をメモして下さっていましたので、とても助かりました。

 

 

 

 

 

 

「House-warming Party引越し祝いパーティー」とかはこれまで開いた方がいなかったそうで驚かれましたが、近隣の皆様が出席して下さいました。レンタル畑で菜園したジャガイモやお野菜を届けて下さる後ろ斜めの隣人、ご主人が市議会議員でご自身はコミュニティー内で素敵なカフェを営むご夫人、著名なピアノの先生ご夫妻など、新しいヒューマンネットワークが生まれてきています。特に斜め前の健常な92才の未亡人は、とてもお元気で私の新たな健康人生の目標の人です! シニア向けの病院送迎サービス(ボランティアの皆様)、地元スーパーの週5日無料送迎バン等、素晴らしい支援体制に感動しています。パーティーでの音楽提供に駆けつけてくれたマルチアーティスト久保雅彦さん(元ミラノ在住)と、当家の不動産仲介をして下さったチャンプ会員木下義雄さんが応援に参加してくれました。皆様もぜひお訪ね下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

連載 私の良い加減レシピ

煎茶を「水茶」で楽しむ 森田和江

連日猛暑が続いていますが皆さんがふだん飲んでおられる煎茶を「水茶」で‘‘ひと時の清涼を味わっていただく“のは如何でしょうか。
水茶用の茶葉もありますが普段使っている茶葉でも大丈夫です。
準備するもの(写真 ①)
・水(水道水は一度沸騰させたもの)
・ぐい飲みのような小ぶりの湯飲み茶碗
・茶葉 10グラム程度
・急須

作りかた
1. 小ぶりの湯飲み茶わんと急須に少量の水を入れ、冷やす。
2. 茶葉を入れて少量の水で葉を濡らし水はすぐ捨てる。(写真2)
3 あらためて、人数分、プラス1名分の量の水を入れる。
4.時々、急須の中の水をゆらしながら約2~3分そのまま待つ。
5.その間に茶碗の水を捨て、清め、茶たくも清め並べておく。
6.お茶を茶碗に少量づつ入れ色と量が均一になるようにして茶を切る。(写真3)
7.一口味わったらすぐに二煎目の水をいれる。
2煎目は1煎目より濃く出ますので味の違いをお楽しみください。
なお、お菓子は一煎目のお茶の味を感じた後の方が良いと思います。(写真4)
一度だけですが何十年もつくり続けております。見た目は美しくありませんが、作り置きができ、味は気に入っています。

 

活動会報告

少しずつ活動が再開されています。「例会」「コーラス」「山の会」「英語の会」「健康と栄養」など。

1.英語を共に学ぶ会
4月24日に第244回の、5月28日に245回、6月25日に246回を開催。合間に資料の交換や回し読みも。(幹事:高橋嗣雄)

2.健康と栄養を考える会
毎月1回、短時間ZOOMで開催。  (幹事:原田規義)

3.チャンプ・LINEの会
常時自由なトーク交換が行われています。(幹事:手島達夫)

4.山の会
4月7日に「飯能ウォーキングと新チャンプ本部訪問」を実施しました。(:木村勝規)

5.コーラスを楽しむ会
2年半振りに再開しました。右の報告をご覧ください。(幹事:中林由行)

以下は現在休止中です。

6.ゴルフ愛好会 

7.スピリチュアル懇親会  

8.東京探訪の会

9.社会貢献ボランティア会 

10.日本文化を語る会 

11.海外を見てみる会 

12.チャンプハウスⅡを考える会

13.スケッチ散策会(関西

 

コーラスを楽しむ会を再開しました

約2年半休止していたコーラスを楽しむ会では再開したいというメンバーの要望が高まり、有志で準備会を開催するなどしてきた。指導の田中美香先生に打診をしたところ、ご両親の介護のために学校を退職されてご実家にもどられているので、指導の継続が難しいとのことだった。これを聞いたメンバー全員が落胆したが、再開に向けて新しい指導者を探すことになった。いろいろ当たった結果、元ヤマハ音楽教室のボイストレーナーの寺内千代枝先生(写真)が引き受けてくださることになりメンバーにも了承された。練習会場もこれまでのフォルテ池袋は窓が無く狭いため好ましくないということでいろいろ探した結果新宿三丁目に「アクアたてしな会議室」というピアノ設備のある貸し会議室が見つかりそこを主練習所とすることに決まった。
第1回の練習は6月10日(金)10時~12時半に実施、参加者は10名、第2回は7月8日10時~12時半に実施、参加者は13名であった。コロナで休止中に退会したメンバーもいたので何人が戻ってくれるか心配だったがとりあえず15名程度参加してくれそうでホッとしている。練習会場も比較的ゆったりして(現在練習はマスク着用で実施)換気もできるので問題がない(表紙写真参照)。今後は毎月第2金曜日の午前中を定例開催とする予定である。さらに周りの人にも声をかけて20名程度のメンバーをめざしたい。(中林 記)

 

NPO「あんしん」の本が発刊

おかげさまで「あんしん」は創立二十周年を迎えることができました。これは応援してくださる全ての皆様のご理解とご支援の賜物と感謝しております。そのような中、あんしんを永年応援し誰よりも理解してくださる作家の神渡良平先生が、私共を題材としたご本を執筆され、このほど「いのちを拝む」が発刊の運びとなりました。私共には奇跡のようなできごとですが、皆様にお買い求めいただければ幸いです。

なお本の収益は先生のご厚意により、あんしんの施設の建設資金に充てられることとされています。
NPO法人支援センターあんしん 樋口 功

 

次回例会案内

次回 チャンプ例会について

  • 本部例会:9月17日(土)14:00~16:00会場:港区立生涯学習センター(新橋駅近く)スピーカー:島田博之・幸子夫妻(準会員で湘南台と藤沢で3つの保育園を運営中)近くなりましたら案内メールを送ります。(ZOOM併用です)
  • 関西支部例会:9月15日(木) 17:00~20:00 会場:京都を予定(詳細未定)詳細が決まり次第ご案内します。

編集後記

新型コロナが何とか収まってきたかと期待したのですが第7波が押し寄せてきたようです。しかし日本も規制ではなくてコロナと共存の道を探ることになるのでしょう。本号には、岡田さんの関西例会の詳細と豪華コース料理の紹介がありますが「お料理写真の❛映え狙い❜の挿入は遊び心のなせる業。各人が近況報告する間に隙を見て話題とは関係なく間髪入れないフロアマスターのお料理の説明が入るのが、ちょっと面白くその雰囲気を表現してみました」(岡田氏の弁)でした。(中林 記)